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mmpoloの日記 最終更新日 2019/7/8 21:40:46
mmpoloの日記
現在データベースには 1131 件のデータが登録されています。
[美術][科学]『芸術脳の科学』を読む
(2015/12/26 23:52:22)
塚田稔『芸術脳の科学』(講談社ブルーバックス)を読む。副題が「脳の可塑性と創造性のダイナミズム」。題名から創作が生まれる脳のメカニズムが書かれていると思って読み始めた。「第1章
脳と創造」「第2章 再現的世界の役者たち――特徴抽出」「第3章
情報創成の役者たち――学習と記憶」。この3章までが全体の3分の2にあたる。ここまで一般的な脳の働きの ...
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[美術]井上長三郎・井上照子展を見る
(2015/12/25 21:27:30)
東京、板橋区立美術館で井上長三郎・井上照子展が開かれている(12月27日まで)。先月から開かれていたのに、終了間際になってやっと見てきた。やはりまとめて見られる回顧展は見るべきだ。
井上長三郎は東京都現代美術館に収蔵されている「東京裁判」は何度も見てきた。美術書に取り上げられることの多い「葬送曲」は、以前神奈川県立近代美術館
葉山で開かれ ...
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[文学][美術]『翼ある夜 ツェランとキーファー』を読む
(2015/12/24 10:28:38)
関口裕昭『翼ある夜
ツェランとキーファー』(みすず書房)を読む。久しぶりに重量級の本を読んだという思い。ドイツ文学者であり、ことにパウル・ツェランの研究者である著者が、ドイツ現代美術の重要な美術家アンゼルム・キーファーとツェランの関係を読み解いている。これがすばらしかった。
ツェランはユダヤ人の詩人で、両親をナチによって殺されている ...
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[美術]ポルトリブレ歳末蚤の市
(2015/12/23 7:35:55)
東京新宿2丁目の画廊free art space
ポルトリブレで「ポルトリブレ歳末蚤の市」が開かれている(12月27日まで)。ポルトリブレの画廊主平井勝正氏が作家などに呼びかけ、美術品あるいは民芸品などを展示販売している。高価な品はボナールの版画50万円、安価なのは100円のおもちゃまである。
変わったものでは光雲の仏像、ネパールの民画、馬鈴やタンスの抽斗などもあ ...
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[芝居]『つかこうへい正伝1968−1982』を読む
(2015/12/22 10:14:44)
長谷川康夫『つかこうへい正伝1968−1982』(新潮社)を読む。550ページを超える分厚い伝記だ。ただ「1968−1982」となっているが、つかは1948年生まれで亡くなったのは2010年だった。長谷川はつかこうへいの芝居の出演者であり制作スタッフだった。つかより5歳若く、早稲田大学に入学して劇団「暫」に入団してつかと出会った。正伝と謳っているものの、本書は長谷川が
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[文学]2冊のエッセイ集を読む
(2015/12/21 20:58:13)
2冊のエッセイ集を読んだ。まず阿川弘之『鮨
そのほか』(新潮文庫)を読んだ。本書の単行本は2013年に出版され、今年文庫化された。単行本は阿川の生前最後の著書らしい。文庫本裏表紙の惹句を引く。
見渡す限り桜満開の美しい情景が続く霊園――。志賀直哉の末娘の死を描いた「花がたみ」。旅の帰路に会った見知らぬ男性との、一瞬の邂逅を描く「鮨」。夏目漱
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{美術]川越市立美術館の浅見貴子と高橋大輔を見る
(2015/12/20 23:57:40)
埼玉県の川越市立美術館で「ペインティングの現在−−4人の平面作品から−−」が開かれている(12月23日まで)。その4人は、高橋大輔(1980〜)、荻野僚介(1970〜)、浅見貴子(1964〜)、樺山祐和(1958〜)で、いずれも埼玉県ゆかりの作家たちであるらしい。私は彼らのうち、浅見と高橋の作品が好きで今まで見てきていて、またこのブログにも取り上げてきた。
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[自然]シロバナタンポポとボケ
(2015/12/19 6:55:35)
年末だけど、いつもの場所にシロバナタンポポのロゼッタ状態の株でも見られるかと行ってみると、寒い中痛々しいほどに小さなシロバナタンポポの花が咲き始めていた。ちょっと感激した。
付近を見まわすとボケの花も咲き始めている。どちらも午後遅く日陰の状態で撮影したので色彩が地味だけれど。
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[美術]井上長三郎「葬送曲」について
(2015/12/18 5:43:06)
朝日新聞に井上長三郎の「葬送曲」が大きく紹介された(12月16日)。現在板橋区立美術館で「没後20年
井上長三郎・井上照子展」が開かれているからだろう。先週のNHK日曜美術館でもこの展覧会とこの絵が取り上げられていた。
その朝日新聞の記事から。執筆は丸山ひかり。 「これは私の敗戦画の一つである」。のちに、井上はそう記している。
絵を発表したのは47 ...
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[美術]ギャラリー現の井上修策展「得体−漫然からの戯画−」を見る
(2015/12/17 8:44:58)
東京銀座のギャラリー現で井上修策展「得体−漫然からの戯画−」が開かれている(12月26日まで)。画廊には6つの大きな巻紙が垂れ下がっている。そこには鉛筆で架空の動物が規則正しく描かれている。1列に5体。巻かれている端まで描かれていて、見えている部分は全体の3分の1だという。するとざっと数えて5体×8列×3倍×6本で700〜800体の動物図か。さら
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