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mmpoloの日記 (2019/7/8 21:40:46)
現在データベースには 1131 件のデータが登録されています。
[音楽]浦久俊彦『138億年の音楽史』を読む
(2017/2/1 21:59:53)
浦久俊彦『138億年の音楽史』(講談社現代新書)を読む。タイトル通りの奇妙な本。ビッグバンから138億年が経っていることからこの題名がある。ビッグバン直後にも音はあっただろうから、音楽の物語は宇宙の誕生までさかのぼれるのではないか。そんなところから始めて、ピュタゴラスが発見したという弦の長さと音程の関係、プトレマイオスからケプラーまで音楽
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[写真]東京都写真美術館の写真展が良かった
(2017/1/27 10:41:36)
恵比寿の東京都写真美術館(愛称TOP)の写真展2つが良かった。現在「日本の新進作家 vol.13
東京・TOKYO」と、「TOPコレクション東京・TOKYO」が開かれている(1月29日まで)。
新進作家展では、小島康敬、佐藤信太郎、田代一倫、中藤毅彦、野村恵子、元田敬三の6人が取り上げられている。突出した才能というのがない代わりにみな水準が高かった。今までも数を揃える
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[料理]大八というラーメン店があった
(2017/1/26 22:59:54)
東京六本木に大八という名前のラーメン店があった。地下鉄日比谷線の六本木駅を降りて国立新美術館またはSHOUNANDAI
MY
ギャラリーへ行くとき、近道で東京ミッドタウン前に斜め左に抜ける小路がある。小路を入ってすぐのところにその大八があった。今は写真のとおりまるで廃屋のような姿をしている。抵当物件にでもなっているのだろうか。
大八について20年前のグ ...
[自然]シモバシラという植物がある
(2017/1/25 19:42:21)
今朝の朝日新聞「天声人語」にシモバシラという植物が取り上げられていた。
……シモバシラという名の植物があることを最近知った。真冬になると茎のまわりに氷が花のように咲く。つい先日の氷点下の朝、東京都町田市の薬師池公園を訪れ、実物を初めて見た。枯れた茎を純白の氷の膜がぐるりと取り巻く。天を指す円錐や三角錐が多い。ふわりとした綿あめ型もあ
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[美術]損保ジャパン日本興亜美術館の「クインテットIII 五つ星の作家たち」を見る
(2017/1/24 21:23:44)
、 損保ジャパン日本興亜美術館の「クインテットIII
五つ星の作家たち」を見る。今年のテーマは「風景」とのこと。5人の女性作家、堀由樹子(1971年生まれ)、川城夏未(1968年生まれ)、橋本トモコ(1969年生まれ)、横溝美由紀(1968年生まれ)、木村佳代子(1971年生まれ)を取り上げている。この順に紹介する。
堀は自然を描いている。庭の樹木だったり近くの山だ ...
[美術]Oギャラリーの沓澤貴子展「ありえた かけら」を見る
(2017/1/23 22:57:15)
東京銀座のOギャラリーで沓澤貴子展「ありえた
かけら」が開かれている(1月29日まで)。沓澤は1971年、静岡県生まれ、1996年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業し、1998年に同大学大学院油絵コースを修了している。2001年ガレリアラセンで初個展を開き、Oギャラリー、かわさきIBM市民文化ギャラリー、ギャラリー砂翁、櫻木画廊などで発表をしてきている。
今回 ...
[文学]松永富士見句集『バレンタインデー』を読む
(2017/1/22 23:24:55)
松永富士見句集『魂の一行詩 バレンタインデー』(日本一行詩協会)を読む。帯に角川春樹が推薦文を書いている。
私が「河」の主宰となって早くも10年の歳月が流れた。その中で、私の記憶に残る名句が次の作品。 バ レ ン タ イ ン
デ ー 少 し 残 業 し て 帰 る 私は次の句が良かった。 鶏 頭 の 思 ひ つ め た る 厚 さ と も
巻末に角川春樹の「河作品抄批評」が掲 ...
[山本弘][美術]山本弘遺作展が半ばを過ぎた
(2017/1/21 23:42:06)
東京新宿区四谷三丁目のTS4312で開かれている山本弘遺作展も半ばを過ぎた。展示されている作品の一部を紹介する。
「河童」(左)と「芝塀」(右)
どちらもF10号。「芝塀」は1978年の作品で「河童」もその頃だろう。「河童」はエアーブラシのような技法が使われているが、エアーブラシはもっていなかった。おそらく『芸術新潮』などでその技法を知り、何かで工夫
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[建築]『磯崎新と藤森照信の茶席建築談義』を読む
(2017/1/20 11:30:26)
『磯崎新と藤森照信の茶席建築談義』(六曜社)を読み終えた。2人はこの後
『磯崎新と藤森照信のモダニズム建築談義』を出版しており、先日そちらを先に読んだが、このモダニズム建築についての対談の方がおもしろかった。とは言え、茶席をめぐって縄文時代から語るこの対談も興味深く、古代から現代まで語り切る二人の教養の深さにただただ圧倒された。
興味 ...
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