アート RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
一日一句 オーストリア便り (2024/10/1 22:19:55)
現在データベースには 25 件のデータが登録されています。
Es gibt einen Stolz - 歯に衣を
(2016/5/1 22:33:08)
歯に衣を着せる矜持や黄水仙 Es gibt einen Stolz, der ein Blatt vor den Mund nimmt; Trompeten-Narzisse
Den Hügel stampfend - 丘を踏み
(2016/5/1 22:02:43)
丘を踏み天を征ち咲く林檎かな Den Hügel stampfend blüht ein Apfelbaum, der Himmel unterwirft sich ihm
Du, senile Prunkwinde - 朝顔の
(2012/7/19 20:34:12)
Du, senile Prunkwinde, die Sonne ruhen sich schon im Westen... 朝顔の呆け日も西に憩へるを
Auch heute - 大根も
(2011/12/12 21:19:13)
Auch heute, wo der Winterrettich blendet, auf der Stellensuche 大根も眩き今日も職探し
Die Frau - 窶れぬる
(2011/10/11 0:55:42)
Die Frau, die furchtbar abgezehrt aussah, schenkte mir diese Birnen. 窶れぬる人より梨を賜れり 離婚したは良いが里帰り出来ず、
部屋探しに奔走して居た晩秋の或る日、 村役場からこの老夫妻の処なら安心して住めると勧められ
お会いしたのは今の大家さん。 物腰柔らかで少年の様な笑みの御老人は 「今入院中の妻とも話してみます」と仰り、
身寄りなき元外国人を 手塩に掛けて修 ...
Tau fängt frieren an - 不揃ひの
(2011/10/10 2:03:45)
Tau fängt frieren an; willkürlich demonstrieren die Maultaschen 不揃ひの餃子寒露にデモ行進 皮を作るのが面倒だろうと遠慮して
餃子が食べたいと夫は絶対に言わない。 然し食べたいのは私も同じ。 暇を持て余している訳では無いのだが
冷雨に篭る日曜のんびり 大小計41個の餃子を作った。 使用した挽肉約600g、 小麦粉200gにキャベツ400g、大蒜5片…
焼く側から悉く二人の胃袋へ。 ...
Berge klären sich - 山は澄む
(2011/8/31 22:44:46)
Berge klären sich am ersten Montag in der Arbeitslosigkeit 山は澄む無職最初の月曜日
Man hört nur - 氷掻き
(2011/7/14 20:28:01)
Man hört nur die streitenden Kinderstimmen, wer das Eis raspeln darf. 氷掻き奪ひ合ふ子の声ばかり - 写真提供 (heutiges Foto): 写真素材
足成 -
Die Tageswinde - 自転車の
(2011/6/12 18:43:16)
自転車の果てて昼顔纏ひをり Die Tageswinde angelegt stand ein verflossenes Fahrrad 今回は写真無し。
常々写真は無い方が良いのじゃないかと思って居た事もあり。 Vielleicht ab jetzt stelle ich kein Foto mehr. Ob das besser ist, bin ich
auch noch nicht sicher. -
Hier im fremden Land - 外つ国や
(2011/4/15 20:21:49)
Hier im fremden Land verrichtete ein Kirschbaum die stille Andacht 外つ国や一本桜黙祷す
元々句作が出来なくなって来て居た矢先の国難。 想いは募るばかりで益々句にならず。
あれから既に1ヶ月以上が経つ。 戻り来た寒の中で凛と咲く桜を見た。
execution time : 0.056 sec