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「非色;他者性(10-28-6)」この作品は、2017年に開催する韓国国際陶芸展に出展が決まった。今日、世界中に如何程の国際と称する公募展が存在するのだろうか。それは驚く程の数であることには間違いないであろう。また、近年、東欧の伝統的に工芸芸術の優れた国が、ビエンナーレ、トリエンナーレの開催を創設した。これはインターネットの発展が大いに寄与
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最近よく、聞く言葉にエスタブリッシュメントなるものがある。既存の枠組みを語るものなのだが、既存のものに潜む権力性には、現状を維持する力が込められるし、伝統的振る舞いとしてのいわゆる品格を身にまといつつ前景化される。すなわちそこには、本音の部分が隠される状態となって現れる。現状に倦怠を覚えるものにとっては、それは耐え難い忍耐を強いる
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作品「非色:他者性(06-28-2)、133.0-40.0-9.5cm。この作品は、第1回のラトビア・マーチンソン賞陶芸展(国際)に出展が決まった。来る7月15-9月10日まで
Daugavpils Mark Rothko Art Centre
にて展示されるだろう。マーチンソンは、ラトビアの陶芸家の名を冠したものである。氏とは、20年前に招待をされたリトアニア国際陶芸シンポジウムで
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合羽橋に”ブリコル-ル”を求める - ぶらぶらと、あるもの探し -
作品へのアィデイア探しと称し、合羽橋の道具屋街にいった。当然、浅草寺をも訪れる。夥しい観光客(信心深い近郊近在のひとびとではない)、それも一目、中国からのお客様であると判断できる人たちの群れ。それが覆いかぶさってくる。さしあたりの経済効果には歓迎であるのかもしれない。しか
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伝統的無釉陶を造る流れのなかで、その無釉陶の背後に息ずく「無為自然」とは何かを考え続けてきた。それは装飾や技法といった、言葉に置き換えることのできる情報という中身ではなく「道」でありマナーであった。それはいわゆる「思想」ではなかった。伝統は思い込みであり切迫した存在ではなかった。無釉陶の「無」なる精神的要素は、何もない・絶対性では
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伝統への対峙 ー
これがわたしの一貫した制作の立脚点である。伝統とはあたかも忖度を拒否するかのごとく屹立してるものの、伝統とは必要とされる歴史的、ある人々のある空気
ー「都合(知恵)」である。それがつくられしものなら、いつ如何なる時代においても、わたしたちはそれを壊すことは無論つくり変えることも可能なのである。伝統がそのように永劫不動
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「法的安定性は関係ない」、に関して丸山眞男から、「この究極的実体への接近度ということこそが、個々の権力的支配だけでなく、全国家機構を運転せしめている精神的機動力にほかならぬ。官僚なり軍人なりの行為を制約しているのは少なくも第一義的には合法性の意識ではなくして、ヨリ優越的地位に立つもの、絶対的価値体にヨリ近いものの存在である。」面従
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