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[文学]田村隆一『若い荒地』を読む (2015/11/17 11:56:12)
田村隆一『若い荒地』(講談社文芸文庫)を読む。田村は戦後の日本現代史の第一人者、その初期の詩集『四千の昼と夜』は現代詩の金字塔であることを誰も疑わないであろう。戦後すぐの頃田村や鮎川信夫、中桐雅夫、北村太郎、黒田三郎、三好豊一郎などが参加して作った詩誌が「荒地」だ。しかしこれは第2次「荒地」で、戦前から戦中にかけて第1次「荒地」が
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