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今週の一枚。ステッドラーB4を使う。均整ある対象は、いわゆる面白みに欠く。この一枚は、このように画像にすることで、自立してしまう対象の様相がみえる気がする。わたしは面や線ではなく、存在としての量を、その場所性を観たいたんが為、姿勢を崩した折にみらるる塊の移動を待っのだが。Drawings
by Makoto Hatori on Flickr

今週の、とはならないが、これは9月2日の作品なり。再び、ステッドラーB6を使う。ヴォリームある対象には、これが適切かと感じる。負けじとぐいぐい押し付ける感触が、対象をして存在せしむこと多いにある。

今週の、とはならないが、これは8月26日の作品なり。再び、ステッドラーB6を使ってみる。諏訪神社の祭礼の音が気になり出し、最後までそぞろななままクロッキー帳を閉じる。わたしと対象の確認作業、そのはじめの運用に失敗した。

今週の、とならないが、これは8月19日の作品なり。猛暑の中を出かけた。ステッドラーB6を使ってみる。濃く、ざらざら感が対象との間合いを測るにぴったりである。ただ、線が太いので、細やかなる表情が出し切れない。暑さに対し、ねじ伏せようとするわたしがいるようだ。

対象もそれなりの均整と大きさを兼ねると、負けまいとする意識を何処か引摺ったまま、ことを進めようとしてる自分が存在する。当然ながら立ち上がる確認作業に追われ、その線は鈍い。或いは、真逆に取っ掛かりから、ぐいぐいと捻じ込めてしまう。いずれも対話の不成立である。不均衡なるものに、いつの間にか寄り添う時に感ずる、穏やかなる自分の存在こそ、
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モチーフらしい動きをみせてくれた、この度の対象であった。その形態の移動も要領が配分されていた気がする。次のポーズに期待を持たせてくれることが、描きてにとってはありがたい。一段、腰を落として対峙する気にもなる。そう言う意味からも、いかにモデルの技量とは、重要かが知れると言うものだ。あるいは、海外の美術教育の現場においては、かの人物は
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フランス、ヴァロリスにおける「スモール・アート・オブジェクト2017」において、これもささやかながら、「賞10選」の一つに選ばれた。有名な話であるが、1946年から、約10年余りに渡り、ピカソは、この地で陶芸に熱中した。焼き物に出会ったことは、大いにそのインスピレーションをかきたてた。ヴァロリスが伝統的に陶器の産地であることにもよ
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出展作品 「非色;他者性(05-28-1)」The exhibition of the 5th International Triennial of Silicate Arts will be held from 3 September to 30 September
2017 in the Kecskemét Cultural and Conference
Centre.ハンガリーの国際陶芸スタジオは、国際的に関心のある陶芸家にとっては、一度は滞在してみ...

取っ掛かりに苦労する。鉄筋には、異形鉄筋とよばれる建築用のものがある。文字通りそれは、セメントとの絡まり具合に相性よく凹凸状の異形である。絡まりがなければ何事も、その運用は滑ってしまう。それが良きにつけ悪しきにつけ。対象の入場の瞬間、わたしの心の内は、萎えるか、興が沸くかのどちらかである。これも苦労して立ち上がりを見極めた対象であ
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