2つの写真展 あざみ野フォト・アニュアル 開催 ―石川直樹 NEW MAP-世界を見に行く ・ 平成26年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「旅をするまなざし」

投稿日時 2015-01-28 20:01:14 | カテゴリ: 1.展覧会,個展

横浜市民ギャラリーあざみ野では「あざみ野フォト・アニュアル」と題し、毎年、写真表現の現在を切りとる企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を同時開催しています。

今年度は、企画展に世界中を旅する写真家・石川直樹の個展、コレクション展には「旅と写真」をテーマに、収蔵品の中からカメラと写真、関連資料約200点をご紹介します。

企画展に出品する石川は22歳で北極から南極までを人力踏破するPOLE TO POLEプロジェクトに参加、その後もエベレストをはじめとするヒマラヤの8,000m 峰に次々と登頂するなど、世界の最果てから都市の混沌まであらゆる土地を旅し、人類学や民俗学の領域を横断する視点をもちながら、レンズを通して思考を巡らせてきました。本展では、《POLE TO POLE》(2000年)から2度目のエベレスト登頂時に撮影された《8848》(2011年)までの選りすぐりの7シリーズと、アジアをとらえた新作をまじえて約100点を展示し、類まれな行動力をもって世界を写し続ける石川の20代から現在までの作品を俯瞰します。自らの眼と足によって、目の前の世界をつぶさに見つめ続けてきた石川直樹が描く、新しい地図を旅するようにお楽しみください。

展覧会公式サイト:
http://artazamino.jp/event/photo-2014/


一方「旅と写真」がテーマのコレクション展。写真が生まれた19世紀は、産業革命の影響による余暇の拡がり、鉄道の発達などに起因する旅行ブームの時期にあたります。写真は新しいメディアとして、異境や聖地、観光地などの風景を視覚化していきました。本展では、写真誕生以前の視覚装置と19~20世紀のカメラ・写真を通じて、当時の人々がどのように世界をとらえていたのか、写真技術の発展によってその表現がどのように変容して来たのかを探ります。

展覧会公式サイト: http://artazamino.jp/event/photo-2014-collection/

[基本情報]
【会期】2015年1月31日(土)~2月22日(日)※会期中無休
【時間】10:00~18:00 
【会場】横浜市民ギャラリーあざみ野
【入場料】無料

【主催】横浜市民ギャラリーあざみ野
    (公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)




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