Bill Wolff Exhibition 【Flock】
投稿日時 2010-02-21 16:18:00 | カテゴリ: 1.展覧会,個展
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Bill Wolff Exhibition -ビル・ウォルフ- 【Flock】
会期:2月23日(火)〜3月14日(日) 火〜日:11時ー19時(最終日:17時) 月曜休廊
会場:gallery COEXIST 東京都台東区台東1-23-12 gallery 03-3538-4610 office 03-6803-2035
レセプション:2月26日(金) 19時ー21時30分
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2009年4月に行われたCOEXISTセレクト美大展に出展した彫刻家Bill Wolfの個展になります。 人間の身体・ジェスチャーに根付く彫刻、インスタレーションを手がける、現在ニューヨークを拠点に活動をしているアーティストです。 今回の個展「Flock」では新作である鶴のような生命体を数十体展示し、現代社会が抱えている個人と社会との問題を表現いたします。 訪れた人をきっと新しい空間体験へ導いてくれることでしょう。
Bill Wolf> 本作品は群集内における個人行動のメタファーである。
現代には無類の自由さがあるが、同時に社会的な心理的圧力も存在している。電子的社会ネットワークとグローバルな文化の出現により、私たちは個人単位で自由にコミュニティを選ぶことが可能になった。私達の行動は本来個人的なものであるが、そこには常に群集「Flock」が存在する。
そして、今回の作品は私のグループにおける個人的な体験への反応である。日本あるいはアジアの文化とアメリカや西洋の文化の違いについて比較する時、日本ではグループのアイデンティティーに焦点があたっており、西洋では個人のアイデンティティーがより重要視されていると言われる。これはある程度真実ではあるが、現実はもっと複雑だと私は考える。
彫刻はきちんとした答えを提示することなく複雑な問題を表現するのに理想的な手段である。願わくはこの柔らかくダイナミックな作品が人の心をつかんで放さない謎を表現するものであってほしい。私の狙いは、これらのオブジェクトの機能が団結したグループのメンバーであると同時に個であり独特な彫刻でもあることだ。
これらの彫刻が鶴の形をベースにしたものであることは明らかであるが、事実に即しただけの表現を超え、木と銅の光と色に戯れながらの動きとバランスに私は興味を抱いている。我々人間と同じように、彼らは二本の足で立ち、将来に目を向け、彼ら自身の力で前に進もうとしている。彼らを取り巻くものと同じように。
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2月26日にはささやかながらレセプションパーティも予定しております。皆様お誘い合わせの上、是非お越し下さい。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。
展示詳細:http://coexist-art.com/bill_exhibition.html 作家略歴:http://coexist-art.com/bill_wolff.html 作家website:http://billwolff.blogspot.com/
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